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応援メッセージ-その2(長野)

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今日も素晴らしい話を聞きました。人が人を支援してすごい成果を出したという話です。かなりアルコールも入っていたので、記憶は定かではありませんが、とにかく感激しました。

某電子機器メーカーの事業所長であるIさんから教えてもらった話です。

「Iさん、僕のつくりたい製品を体験してください」-Iさんは気になる部下Sさんから声をかけられました。

“気になる”というのは、Sさんは人と話をするのが苦手で、会議やミーティグでも自分から発言することはまず無い。でも、技術や製品のことをゆったりとした時間の中で聞いてみると、アイデアや発想、考え方が素晴らしく、他の誰もが考え付かないようなことを考えている。当時設計部の部長だったIさんは、外見は大人しそうなIさんのほとばしるような内面に触れて感激したそうです。

Sさんに誘われて製品を目にして、体験してみたIさんは仰天しました! それまでの同種のどんな製品よりも飛びぬけて素晴らしい。これを放っておくのは罪だ。Iさんはそう感じられたようです。それ以来、Iさんは人と資金をつけて、Sさんの製品開発を支援していきました。1年後市場に登場したその製品は予想通り、いや予想以上にお客様の支持を得て、推定で100億円弱の売上貢献があったそうです。その会社の当該部門の年間売上高3,000億円の約3%です。

そんな話を嬉しそうにしながら、Iさんはしみじみと語られました。「能力が隠れてしまっている人を活かさないといけないんだよな。それがすべてなんだよな。」-その話を聞きながら涙が出そうになりました。事業所長といえば、言葉は悪いですが経営者の端くれです。こんな人がたくさんいれば会社って、どんなに面白い場所になるか。どんなに新しい成果が出てくるか。どんなに人の人生を豊かなものにするか。

数年前から、日本ではベンチャー企業が育たないと言われていますし、皆無ではないにしろ事実育っていません。だから、大企業の中で埋もれている人材を活かすことが大事だと言われ続けています。また、多くの経営者、管理者に聞いてもその必要性を訴える方が多いです。しかし、実際には大企業の中で埋もれてしまっている人がほとんどでしょう。だから、新しいもの、革新的なものが出てこない状態が続いています。

“人を活かす”-美しい言葉ですが、実に人間臭い泥臭い行いなのです。資金・人・技術などの制約はもちろんですが、それ以上に周囲の反対の目、好奇の目、お手並み拝見の目など多くのネガティブな目を乗り越えていかなければなりません。こういう商品を作りたいという人と、そんな人を何とかしてあげたいという人が出会い、支援する/される関係ができれば、いくつもの壁を乗り越えられる可能性が高まり、大きな成果が出るのです。

経営幹部の皆さん、部下の良さを見つけて、応援しましょう!

更新日 : 2006年09月11日 | >>お問い合わせはコチラ
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